群馬県高崎市東町80-7 電話 027(326)7711
 


 流産の種類

 流産とは、胎児が育っていない状態のことをいいますが、主な種類には以下のものがあります。


1)稽留流産
胎児がすでに死亡しているにも関わらず、子宮内に留まっている状態のことをいいます。少量の出血や痛みがあることもありますが、症状が全く出ないこともあり、その場合には、超音波検査による確認が必要となります。流産手術が必要となることが多いです。
 
2)不全流産
出血とともに子宮内の胎児・絨毛組織の一部が排出されたが、一部はまだ子宮内に残っている状態のことをいいます。子宮内に組織が長期にわたって残っている場合には、出血が続き、不妊症の原因となることもあるため、流産手術が必要となります。
 
3)完全流産
子宮内の胎児・絨毛組織が完全に排出され状態で、この場合には流産手術は必要ではありません。

 

 

*流産手術の目的

絨毛組織を子宮内から完全に取りのぞき、子宮腔の癒着や卵管閉鎖の原因となる子宮内感染症を予防して、次の妊娠に備えることが流産手術の目的になります。


流産手術(吸引法)の実際

    当クリニックにて行われている流産手術の方法(吸引法)(人工妊娠中絶術も同じ方法です)についてご説明いたします。 

1)妊娠12週未満では、日帰り入院ですので、当日に帰宅が可能です。妊娠12週以降は、原則入院が必要となり、手術方法が異なります  
   
2) AM9:00頃 子宮口が狭く、拡張が必要な場合には、子宮口を開くために子宮頚管へラミセルを挿入します。挿入時に多少の痛みが伴うこともありますが、麻酔を必要とするほどの痛みはありません。挿入後、病室で安静にして手術まで待機します。 ラミセル
   
3) 12:00頃 手術室にて、超音波ガイド下に 吸引法 による流産手術を行います。手術時には静脈麻酔を施行しますので、意識はなく痛みはありません。手術時間は10-15分程度です。 吸引術
4)手術が終わってしばらくすると目が覚めます。個人差はありますが、手術終了後、3-4時間で帰宅が可能となります。